こんにちは!ころです!!
宝塚歌劇5組の顔であるトップスター!!その新トップスターが初めて大劇場公演で主役を務める お披露目公演は、新しい組でのスタートとして本当に大切な公演であります。
お披露目公演 新作か再演作か
新トップスターの大劇場お披露目公演♡それは、ファンにとっても宝塚歌劇団にとっても特別な公演。この組の公演をこれからも観てみたい!!と、新しい組への期待を感じさせる、演目でなければならないと思います。
現役トップスターのお披露目公演
- 花:柚香光(再演)
『はいからさんが通る』
2017年に同じコンビで初演を務めた作品を、トップコンビとして再演。 - 月:珠城りょう(再演)
『グランドホテル 』『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
1993年宝塚バージョンとして月組で上演。宝塚で2度目の上演。(初演と主演の人物が変更になっている) - 雪:望海風斗(新作)
『ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』『SUPER VOYAGER!』
望海風斗と縁の深い演出家 生田大和さんの宝塚オリジナル作品。作曲家フランク・ワイルドホーン氏が全曲書き下ろしたことでも有名である。 - 星:礼真琴(新作)
『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』
新トップコンビ 礼真琴・舞空瞳を中心とした新生星組のために書き下ろされた宝塚オリジナル作品。 - 宙:真風涼帆(新作)
『天は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』
篠原千絵 原作の少女漫画を、宝塚歌劇でミュージカル化。1998年宙組誕生時に上演された『シトラスの風』を宙組誕生20周年に新しいテイストを加えて再演。(ショーは再演)
前トップスターのお披露目公演
- 花:明日海りお(再演)
『エリザベート』
宝塚100周年を記念し上演。トップ明日海りおのお披露目公演であり、トップ娘役蘭乃はなの退団公演であった。明日海りおさんが新人公演で主演をされた公演で、宝塚で8度目の上演。 - 月:龍真咲(再演)
『ロミオとジュリエット』
2010年星組にて日本初上演。宝塚3度目の上演。 - 雪:早霧せいな(新作)
『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』『ファンシー・ガイ!』
誰もが知るモンキー・パンチ氏原作の『ルパン三世』が宝塚歌劇の舞台に初登場。 - 星:紅ゆずる(再演)
『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
2008年に宝塚バージョンとして星組にて日本初上演。紅ゆずるさんが新人公演で主演をされた作品であり、宝塚で3度目の上演。 - 宙:朝夏まなと(再演)
『王家に捧ぐ歌』
オペラ「アイーダ」を宝塚バージョンとして新たな脚本・音楽で2003年星組にて上演。12年ぶりの再演。
オリジナル作品は期待されている証??
宝塚大劇場・東京宝塚劇場でのトップお披露目公演に、新作が準備されていることイコール劇団からの期待が大きいということ なのかどうかは、正直分かりません。
ですが、トップになってすぐの作品が新作というのは、ある意味大変ではあるとは思います。本当に1から舞台を作り上げるということですし、トップスターとして組をまとめていきながら トップになる重圧を最大に感じる期間では無いかなと思います。
そういった条件で考えると、再演の作品よりも、トップにかかる負担が大きいのでは無いかな‥?と思います。(再演であると組子全員が舞台の雰囲気をある程度知った状態でスタートできますので)お披露目公演が新作であるということは、やはり劇団側ももトップの舞台人としての実力を認めているということは確かですよね。(もちろんどのトップさんも実力者ですがその中でも)
トップ就任すぐにでも、新作で組をまとめ 大劇場公演を成功させることができると 確信されている証なのかもしれません。
再演作品をお披露目にする意味とは??
ファンにとっても特別な意味を持つ宝塚大劇場・東京宝塚劇場のトップお披露目公演。もちろんトップスターになるご自身にとっても、人生の中でかけがえのない時間になることは間違い無いでしょう。
その特別な公演が、より思い出深く お祝いにふさわしい演目になるようにと考えた時に、トップスターに縁のある演目や人気のある演目が 選ばれるのではないかと思います。
新人公演で主演を務めた公演であったり、宝塚作品の中でも人気を博した作品であったりを お披露目公演にすることで、新トップのファンの方や宝塚人気作品のファンである多くの方が お披露目公演に足を運び 新トップスターを愛してくださるということに繋がるのではないかと思います。
トップになる以前からその方のファンである人にとって、ゆかりのある演目を大劇場お披露目公演で観られるということは、本当に感慨深いものだと思います。
やはり、新トップスターとしてよりよいスタートを切れる公演として人気作品の再演が選ばれているのかもしれません!!
もちろん、再演での大変さはあると思います。前例があると比べられたりもするでしょうし 前にされた方とかぶらないように 自分なりの役作りをするのも難しそう‥やはり人気作品ですので、求められるものが大きいのかもしれません。
おわりに
より特別な公演となる、宝塚大劇場・東京宝塚劇場 お披露目公演。
現在、宝塚大劇場で公演中の花組『はいからさんが通る』は柚香光(95期)のトップお披露目公演。同じコンビで再演(しかも大劇場お披露目)するという異例な公演ですが、以前よりもさらにパワーアップし すでに人気の作品になっています。
東京宝塚劇場では、7月31日より星組公演『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』が再開予定です。こちらは、礼真琴(95期)舞空瞳(102期)のトップコンビお披露目公演です。2人を中心とする新生星組のために書き下ろされたオリジナル作品です。
同期の2人が、お披露目公演で 再演・新作をされているのですこし考えてみましたが、どちらにしても特別な公演であるお披露目は、ファンにとって喜ばしいものです。再演の良さ新作の良さそれぞれありますので、どちらがいいというは正直ありません!!
どの演目であろうと、真ん中で大羽根を背負い、組を背負うトップスターになられた姿は いつみても本当に感慨深いものですよね♡♡
最後まで読んでくださって
ありがとうございました!!!